その1: ガイアナからスリナムへ
その2:スリナムから仏領ギアナへ
その3:ガイアナまで一気に戻る
その4:バルバドスで1日、そして帰国
その5:その他の写真1
その6:その他の写真2


帰りにバルバドスで1日ストップオーバーしてビーチでのんびりしました。まさに「カリブ!」という感じの島国で良い気分転換になりました。本当はこういうビーチ・リゾートでは何日も何もせずにのんびりするものなのでしょうが、この物価では1日で十分といった感じです。

10日目 (8月30日)

朝から内陸部へ行くツアーを探すため旅行代理店をまわるが土曜日で閉まっているところも多く、明日、日曜だけの1日ツアーというのはなかなか見つからない。ガイアナの目玉、Kaieteur滝へ飛ぶ1日ツアーも含めていろいろ探したが全滅。旅行代理店をまわっているだけでもう午後。このままでは明日も1日ジョージタウンをうろつく1日になってしまう。そんな事を考えていると、ふとバルバドスへ行く事を思いつく。私の帰りの便はバルバドス経由。旅行代理店でついでにきいてみると、ストップオーバー代US$60で出来るけど、BWIAのオフィスじゃないと出来ないと言われる。ネットカフェで調べてみると、バルバドスは90日以内ならビザ不要と判明。早速BWIAのオフィスへ行ってみるが、予想通り土曜日で閉まっている。週末はなにかとやりにくい。バルバドスも諦め、インド系の店でカレーを食べながら次は何をしようか考えていると、空港へ行けばBWIAの窓口が開いている可能性がある事に思い至る。ミニバスで1時間、ダメモトで空港へ行ってみる。カウンターで希望を伝えると30分ほどで発券係が来るからその人にきいてみろと言われ、待つ事1時間、ようやく予定変更にこぎ着ける。明日出発の便に私の席と同じクラスの空席がなかったため余計な出費があったが、これでバルバドスに1日ストップオーバー出来る事になった。ジョージタウンに戻るともう夕暮れ。再びネットカフェに入り、バルバドスについて少し調べてからタクシーを探し、空港に向かうために早朝2時半に宿に迎えに来てくれるように頼む。見つけたタクシーはG$3000とちょっと高いが、出国税のG$2500を考えてもガイアナ・ドルには余裕があるので良しとする。屋台で腹ごしらえをしてから夜の街へと繰り出す。ジョージタウンは汚いし臭いし危ない雰囲気のする街ではあるが、その分インド的な匂いのする街とも言えるし、夜になるとそこかしこで大音量のノリの良い音楽がかかるカリブ的な熱さもあって(暑いのは言うまでもないが・・・)嫌いではない。危ないと言われるTiger Bay地区さえ避ければ夜でも町歩きを楽しめる。なかなか楽しい街だったと思う。

11日目 (8月31日)

朝の2時半に迎えに来たタクシーに乗って空港へ。さすがにこの時間はまだあまり人が並んでいない。6:45発のBW432は1時間ほどでバルバドス到着。イミグレーションで「来バルバドスの目的は?」「観光!」「1日だけ?」「そう、1日ビーチでのんびりする」というやりとりの後、入国。両替もしたいし宿も探さなければならないので、まずは首都ブリッジタウンへ行ってみる。日曜なので銀行が閉まっていることは予想していたが、両替屋もないとは思わなかった。銀行のATMも私のカードを受け付けようとしないため、両替は諦める。US$1=B$2の固定レートだから米ドルさえ持っていれば公共交通機関さえ使わなければ大丈夫だろう。次は宿探しだが、なんとブリッジタウンには宿が全くない。どうやら宿泊施設は全てビーチ脇にあるようだ。しょうがないのでブリッジタウンから歩いて行けそうな島の南にあるWorthingビーチへ向かい、トボトボと歩いていく。半分も来たところでもうへとへと。ここらにもビーチはあるのだが、そんなに綺麗なビーチではないのでもっと先へ進みたい。まだまだ歩くのか〜、と思って歩いているとタクシーに声をかけられる。せっかくリゾートに来ているのだし、ここは奮発してタクシーを使う事にする。島の北東にあるBathshebaビーチまでの観光もタクシーにお願いする事にして、まずはいくつかの宿をまわってもらう。St. Lawrence Gapという綺麗なビーチの近くで値段もUS$50という手頃な所に決定。まだ部屋の用意が出来ていないとの事なので、この間にBathshebaへ行く事にする。このBathshebaは奇岩で有名な所で、ネットで見つけて行きたいと思っていた場所。飛行機の中のバルバドス紹介でも説明されていた。島の中心部を通ってCattlewashビーチ、Bathshebaと見て回る。宿に戻るともう昼。近くにあるレストランで魚のグリルを食べる。これがかなり美味しい!やはり魚が新鮮だからだろうか?ホテルで少し昼寝してからビーチへ。St. Lawrence Gapのビーチはそれほど大きくはないが、水も砂も綺麗でのんびりするにはピッタリ。甲羅干しをしたり、暑くなったら泳いだりを夕方まで繰り返す。空港で手に入れた小冊子によるとSt. Lawrence Gapにはライブをやっているバーやディスコが沢山あると書いてあったが私のホテル付近には何もない。さすがに2時起きで眠いので早めに寝る。

首都ブリッジタウン。奥に見えるのが国会議事堂。

Cattlewash海岸。

Bathsheba海岸の奇岩。

遠くから見たBathsheba海岸

St. Lawrence Gapのビーチ。

飛行機から見たバルバドス。海が綺麗。

12日目 (9月1日)

5時半頃起きて6時に空港へ向かう。バルバドスの空港はガイアナの空港よりも立派。8:55の出発まで空港の土産物屋をウロウロしたりする。BW432便は昼頃マイアミ到着。ユナイテッドのカウンターでSpokaneまでのチェックインを済ませるとEコンコースにある寿司屋で昼食。高い割に美味しくない。16:50発のUA515は19時過ぎにシカゴ到着。少し遅れたので乗り換え時間がほとんどない。次のゲートまで走るが、なんと次の便は1時間以上遅れている。19:40に出るはずのUA689便は20:50に出発。Spokane到着は22時半になってしまう。


<7〜9日目 その他の写真1>

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